Edge AI

Edge AI

エッジ AI

カスタム AI ソリューションの開発

弊社では、AI の受託開発を通じて、顧客課題を解決するカスタム AI ソリューションの開発と提供を行っています。 ユーザーにとって使いやすいシステムを目指して開発を実施しています。 「これまでの AI 導入は、あまり上手くいかなかった」というお客様も、ぜひお声がけください。

 

さまざまな AI 処理に対応

  • 画像を特定のカテゴリーに分類する「クラス分類」
  • 画像や動画内の複数の物体を検出する「物体検出」
  • 映像内を通り過ぎる物体をカウントする「物体カウント」
  • 異常検知や物体の分布密度推定などの画像処理タスク

また、加速度センサーを使用した牛の行動解析など、二次元データを活用した AI システムも開発しています。

エッジ AI 開発に強み

データの発生場所(エッジ)で AI アルゴリズムを実行する「エッジ AI」の活用により、リアルタイムでのデータ処理が可能です。

エッジ AI の利点

  • インターネット接続が不要
  • リアルタイム(低遅延)での処理が可能
  • 軽量・コンパクト・低消費電力なシステム
  • 過酷な環境でも動作が可能
  • 個人情報や機密情報を外部に送信せずに処理可能

弊社はエッジ AI 開発を得意としており、多数の実績があります。利用シーンに応じた最適なシステムを提案します。

AI 開発のフロー全体をカバー

弊社では、AI 開発の全工程を対応可能です。フロー全体を通じたコンサルティングにより、使いやすいシステム構築を実現します。 AI 単体の精度だけでなく、システム全体を最適化し、お客様のニーズに応えます。

ステップを踏んで着実に開発を実施

ユーザーのニーズに合ったシステム提供のため、各ステップでの継続的なコンサルティングを行い、着実に開発を進めます。

データセット作成

AI の品質はデータセットの品質に大きく依存します。弊社では、撮影から 3DCG を用いたデータ生成まで幅広く対応します。

なかなか撮影できない雪のシーンを Unreal Engine で再現してデータセットとして活用

開発実績

魚数カウントシステム「かうんとと」

マルハニチロ様と共同で、養殖魚の自動カウントシステム「かうんとと」を開発。

海水に晒される沖合船上で、暴れながら流れるブリ・カンパチをカウントするシステム。99%超という非常に高い精度でのカウントを実現すると同時に、「持ち運び可能/ネットワーク不要/防塵防水/バッテリー駆動」という要求スペックを達成。 搭載技術で特許を取得済み。製品名称(かうんとと)の商標も取得しています。

各養殖場様に鍛えられながら、すでに4年以上の運用実績があり、現在も導入拠点は拡大中。

種苗カウントシステム

養殖のために育てられる天然または人工の稚魚は、種苗(しゅびょう)と呼ばれます。 マルハニチロ様が進める種苗のカウントシステムの開発に、AI部分でご協力させて頂きました。

本システムでは、フィッシュポンプを通って移動する種苗を、超高速でリアルタイムにカウントします。

弊社のエッジAI開発技術と、実運用に耐えるシステムの構築ノウハウを用いて開発された本システムは、現場での運用も開始されており、すでに1年以上の運用実績があります。

 

牛の行動観察システム

地球上の人類の枠を超えた、様々な声なき声(サイレントボイス)に耳を傾け共感する、インクルーシブセンシング。

東京工業大学の伊藤浩之教授らが進める 「動物のサイレントボイス理解のための技術開発」では、酪農・畜産業におけるアニマルウェルフェアの向上に向けた取り組みを実施されています。

弊社は本プロジェクトにおいて、加速度センサーなどの時系列データのアノテーション(データセット作成) と、これらのデータから牛の行動を推論する深層学習モデルの開発の一部をお手伝いしています。

東京工業大学 「AIで牛の気持ちがわかる?!」 より。 引用 URL:https://www.titech.ac.jp/public-relations/research/stories/ai-and-cattle

その他の開発例

  • 人物検知 AI
  • 車両検知 AI
  • フィルム上のキズ検知 AI
  • スポーツ競技中の選手検知 AI
  • その他、多数の AI モデル開発